『幸響院讃譽秀偉浄楽清居士』(こうきょういんさんよしゅういじょうらくせいこじ)
「幸いなる響きの音楽で人々の心を癒やし、優しく包み、多くの人々を幸せな心に導いた」
この戒名には、そういう意味が込められているそうだ。
横須賀で生まれ育ち、どぶ板通りを友として、バンドマンとして育った人らしい、と思う。
故相澤会長が、亡くなられて3年が過ぎた。
残された遺書を一文字で表現すれば、『絆』だったのだろう。
そんな3年間の時の流れだったのではないか。
松田聖子さんなど、サンミュージックにゆかりのある人からは、桜田淳子さんの名が多く聞かれ、妹分のその松田聖子さんは紅白歌合戦でトリを歌うほどになった。
1971年の小柳ルミコさん、72年の麻丘めぐみさん、73年の桜田淳子さんと3代続く左手のアイドルの系譜が、今のアイドルの源流にあることも確信できた。
また、森昌子さん、山口百恵さんとの『花のトリオ』の絆も、ことあるごとにクローズアップさるようになった。
そして、なにより、ベッキー騒動の中にあっても、今年に入って、桜田淳子さんが雑誌の掲載を引き受けられたことも、岡田有希子さんの30回目の命日を前に、ともに掲載されたことも、その事実がうれしかった。
博品館で語られたように、『恩を返す番』だということなのではないか。
相澤会長の死は、しめやかなるものではあるけれども、今後も苦難が予想されるとはいえ、サンミュージックの絆は深まったのではないかと思う。
再び、サンミュージックから発信される音楽が、多くの人を幸せに導くことを強く望むのは、私ばかりではないだろう。
相さんの明るさが、いつまでもサンミュージックを照らしますように。
愛燦燦 美空ひばり
追伸 動画のUP主様に感謝します。